英語を聞く能力、話す能力を高めるためには、まずインプットが重要です。
知っている言葉、文章を増やすこと。
それが英語上達の基本。
インプットする際に気をつけたいのは、その材料です。
上質の材料をインプットするのが、最も良いのです。
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名スピーチを聞く
リスニングやスピーキングの力をつけるインプット材料は名スピーチ。
名演説として評価の高い、オバマ元大統領やスティーブ・ジョブス、エマ・ワトソンなどのスピーチは何度も聞いて暗唱するくらい頭にインプットすることをおすすめします。
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名スピーチを使った学習方法
名スピーチを使ったリスニング学習というと、「名スピーチを何度も聞き流せばよい」と考えている人が多いと思います。
車の中で、通勤電車の中で、繰り返し聞いているだけで、本当に英語を話したり聞いたりする能力が伸びたでしょうか。
答えはNOです。
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百歩譲って、同じスピーチを毎日1年間聞き続ければできるかもしれません。
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しかし、そんなに時間をかけて一つのスピーチをものにする余裕があるでしょうか。
もっと効果的な方法があるので、ご紹介します。
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スピーキングの学習方法
スピーチの内容をまず理解します。
わからない単語や表現があれば、辞書で調べます。
内容がわかったところで、スピーチを聴きながらシャドーイングします。
シャドーイングとは、オリジナルの音声に少し遅れてついていくように音読をすることです。
慣れてくるとオーバーラッピング(音声と同時に読むこと)で音読できるようになります。
オリジナルのスピーチと、抑揚も間合いも完璧にコピーするように音読を何度も続けるのがポイント。
毎日10回から20回、それを1週間続けてみると、そのスピーチを完全に暗唱できるようになるでしょう。
この方法であれば、名スピーチの名セリフが完全にあなたの英語になり、自然に会話で出てくるようになります。
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名スピーチの学習方法・まとめ
1.スピーチの中でわからない単語は調べ、内容を完全に理解する。
2.スピーチを聞きながら、シャドーイングあるいはオーバーラッピング音読をする。
3.毎日10回から20回の音読。1週間続ける。
1週間後には暗唱できるようになっています。
何週間かして、暗唱してみるとよいでしょう。
もし忘れていたら、同じことを繰り返してください。
忘れることを恐れないこと。
人間は1晩寝ると忘れてしまうものだそうです。
ですから、繰り返し繰り返しインプットすることが大切です。
何度もインプットしたものが、最終的に脳に定着し、自然に使うことができるようになります。
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